言葉にできないからって

北山宏光くんに対する気持ちが高まった時に更新する、雑多なブログになる予定。

北山さんの沼に足を踏み入れるまでと、それからと。

私はKis-My-Ft2の北山さんのオタクなのですが…突然変異でジャニオタみたいになってしまったので、リア友によく尋ねられるんだよ。

「北山のどこが好きなの?」って。

その度に簡潔に纏められなくて、説明出来ないもどかしさを感じてしまって…
だから、どうやってハマったのかを今一度振り返ってみようと思いました。整理の意味合いが強いです。

正月の暇さを利用して、文章を書くことへの熱量が保てる限り書き続けていきたいと思いますので、以下は自己責任で読んでくださいね。初めに言っておきますが、8000字近いブログになりましたので。

 

時系列で別の畑のオタク時代のことも多少書いているので、興味が無い方はスクロールして読み飛ばして。

 

1.声優畑のオタク期

2.きっかけ期

3.戸惑い期

4.パフォーマンス担 期

5.藤北落ち期

6.北山くんオンリー担(っぽい)期

7.穏やか期・貢ぎたい期(現在)

の順番で話します!

 

 

1.声優畑のオタク期

北山くんへの好感度 -20% 

 
小さい頃からマンガが大好きだった私。気がつけば腐女子になっていた。二次創作ものも読んだし、オリジナルも読んだな…何なら自分で書いたこともある。まぁこの辺は深く掘り下げないでおこう…


そんな時期を経て、声オタになった。私が一番好きだった声優は鈴木達央さん。声も勿論かっこいいんだけど、個人的には歌声が好きだった。
声優イベントの際に、とあるレコード会社の社長に歌を認められて、ソロでの音楽活動も始めるようになった人だったのだ。その頃の鈴木さんは若かったんだけど、荒削りながらも歌は上手かったし、堂々たるパフォーマンスが本当に魅力的だったと思う。今も勿論いいんだけど、私はこの時期のソロの音楽がかなり好きで…このブログを書き始める時に鈴木達央さんの歌を久々に聴いたら、好きを拗らせそうになったわい。
今は大人気乙女ゲー(?)うたプリのキャストも務める等、声優業は勿論、キャラソンを通じての音楽活動もかなり広がっているんじゃないかな。更にOLDCODEXというバンド名で、アニメ主題歌も歌ってるよね。

 

…という訳で私は、ジャニーズにハマっていた人種を横目に、「〇〇くんかっこいい!!!キャーーー!!!!」的な時代など一切なく成長しました。誰がかっこいいとか興味がなかったし、誰かをかっこいいと思う感覚が分からなかった。 
まぁ…爆発的なヒットになった「青春アミーゴ」は買ったよ!?これがないと、「亀派?山P派?」というあの時代の会話に入れなかったので!!!ちなみに私は、あまり知らなかったけど、山P派と答えていた。

でも、今思えば、この時期にハマって耐性を付けておけば、大人になって抜け出せなくなってしまうことなんてなかったのかもしれない。人間、耐性のない事象が起きると対応できないからさ。


そして高校生くらいの頃…この辺でキスマイがデビューしてたかな。正直、まっっっっったく興味がなかった。
「この時代のチャンピオンさ 掴めナンバーワン」の冒頭が耳タコ状態で嫌気がさしたくらい。しかも、ここ、北山くんはよく外してたじゃん?
この時期は例に漏れず(?)、「北山?なんでこの人、かっこよくないのに前にいるの?」と言っていた。この時の自分をぶん殴って後世まで呪いたい。私の目は節穴だったのか??そうなのか??

 

 

2.きっかけ期

北山さんへの好感度 0%


大学に進学し、一人暮らしをしていた私は、よくまぁ遊ぶ子になりました。もうこの時期には二次オタクも落ち着き、どちらかと言うと友達と遊ぶという、正常な人間になっていたんじゃないかな。
そんな中、私がよく家に遊びに行っていた友人がキスブサを録画していたので、たまに見ていたんですよ。これがまぁ面白くて、2人でゲラゲラ笑いながら見てた。
そこから検索して沼落ち…………

なんてことは無かった。

私も友人もキスブサしか楽しんでなかった。

何ならメンバーの名前さえ覚えていなかった。
玉森、藤ヶ谷は何となく分かる。北山は何故か前にいる人。宮田はキスブサでやばい人。千賀二階堂はどっちがどっちかよく分からないし、横尾とは……って感じでしたね
これくらいの認識。自分が一体誰に対して笑っているのかもよく分からない感じで、テキトーに見てました。

 
大学でのキスマイとの接触はこれくらい。
友達とよく遊び、バイトでよく稼ぎ、しっかり勉学にも取り組んで(?)、充実した大学生活を終えた私は、ついに社会人になりました。

 

 

3.戸惑い期

北山くんへの好感度 ?%

北山くんへの興味    80%


社会人になった私は、正直、暇だった。どちらかと言うとホワイト企業と呼ばれる部類の就職先だったから、1年目は定時退社が基本。そしたら、帰ってからやることがないんですよ。

 
学生時代は、授業、サークル、部活、ゼミ、それ以外は友達と遊ぶ という生活を送ってたので、よく考えてみたら忙しかったんだよね。

その時期に充実しすぎて、趣味と呼べるものも失っているわけですよ。よって、とにかくアフター5が暇!!!!!

 
そんな時にすることと言えば、家に帰って動画を見るくらいですよ。ユーチューバーの動画や過去のバラエティ、芸人の漫才を見ていて、ふと思い出したわけです。

「キスブサ…面白かったなあ…」と…
それからキスブサの過去作を見ては笑う日々。

すっかりハマってしまって、毎日探しては見ていた。

 
そして、変化は突然訪れます。

 
突然気がついてしまったんですよ。

「キスブサは見ているけど、この人達の本業をあまり知らないな」と…。
今の時代は便利なもので…YouTubeでサッと検索して、テキトーにクリックしました。その時出てきたのが「Hair」
その時の衝撃と言ったら…

今にはそぐわない厳つい風貌をした彼らの姿に多少引いた訳ですが、それを覆すくらいのパフォーマンスの本気度に驚愕してしまった。
バラエティでこの人達の顔を何度も見たはずなのに、そこに写っているのはまるで別人のようで。「え??この人達ってこんなにかっこいいの?」という感情がうまれてしまった。正直言って、受け入れ難い感情でした。キスマイだから、ということではなく、ジャニーズそのものに抵抗があったから。だかこそ、「かっこいい」という感情を抱いた自分が信じられなかった。
戸惑いつつも、キスマイのパフォーマンスをYouTubeで見漁るようになった。そして、いくつか見ていくうちに、"自分がつい目で追ってしまう人がいる"ことに気がついたんですよ。

 
それが「北山宏光」さんでした。

 
正直認めたくなかった。キスマイの中でも、1番「よく分からない」と思っていた人だった。

玉ヶ谷はかっこいいポジションなんだろうし、舞祭組は面白い。北山さんは、当時の私は、顔もかっこよくないのにスカしているナルシストだと思っていたわけで。
北山さんを目で追ってしまう感情を誤魔化しながらも、私はキスマイのパフォーマンスをかっこいいと認めざるを得ない程ハマっていった。時には、仕事があるにも関わらず、朝4時まで見てしまっていた時もあったくらい。

 

 

4.パフォーマンス担 期

北山くんへの好感度  50%

 
YouTubeでは足りなくなった私は、酔った勢いで、「SNOWDOMEの約束」のコンサートDVDを購入することになった。(Hairを見てから1週間も経たずしてだったと思う)
それを見た瞬間、「ダメだ…」と思った。
「もう北山さんのパフォーマンスが好きで好きで仕方ない」
こんなにも自分を表現することに貪欲な人を初めて見た。こんなにも、テクニックより熱量優先でぶつけてくる人を初めて知った。この人の視線や身体使いがすべて、曲の1部となって自分の中に入ってくる感覚に震えた。


鋭い視線で腰をガンガンに使って「俺を見ろ」とばかりに表現したかと思いきや、別の曲では「歌うことが楽しい」とばかりに目を輝かせて微笑んでいる。その一挙一動に目が離せなくなって、「北山くんのパフォーマンスが好き」と言わされてしまったのだった。もうお手上げ状態だ。 
しかし、この時点ではまだ、「北山担」との自覚はなかったし、あくまでも"パフォーマンス"という点において「北山くんを好き」と認めただけだった。


晴れて北山くんのパフォーマンス担になった私は、スノドDVD購入から約10日ほどで円盤化していた全てのツアーDVDを購入することとなった。(全て初回限定DVD盤のみ)
見れば見るほど北山さんにハマっていく感覚にゾッとした。次のライブDVDを早く見たい一心で、ネット配達さえ待てずに、中古屋をハシゴした。購入してはその日のうちに見て、次の日にはまた別のものを探し求めて…

この時期はもう、新たな北山くんを渇望していたね。財布の紐はゆるゆるだった。こんなにも短期間でお金を使ったことは、これまでなかったかもしれない。

DVD購入と同時期、Twitterでも北山くん関連を検索し始めるようになった。しかし、リア垢しか持っていない私は、TLに反映されてしまうことを恐れて、好きなツイートや動画を いいね することすらできなかった。

だからと言って、Twitterの別アカウントを持ち始めたら終わり(?)なので、絶対にオタ垢は作らないと心に決めていた。

……が、次に説明する藤北期でその決意は折れて、晴れてオタクとしてTwitterデビューを飾ることとなった。

 

 

5.藤北落ち期

北山くんへの好感度 80%

藤北への興味関心    100%


色々なDVDを漁って、私は「藤北」という概念があることを知った。それと同時に、「シンメ」という言葉に出逢うこととなった。
ジャニオタを経験していない私は、「シンメ…????なにそれ????」状態。(この界隈で育ったオタクさんには、ぜひ「シンメの説明書」を書いていただきたい)
ウェブ検索をして説明を見てもよく分からなかったけれど、とにかく、「北山さんと藤ヶ谷さんは、Jr時代から対のポジションでダンスを踊っていた」ということだけは理解した。
その概念通り、Jr時代の映像を見ると、北山くんと藤ヶ谷さんがツートップと呼ばれる、メインボーカルのポジョンに置かれているのがよく分かった。デビュー後に関しては体制が変化しているものの、玉森くんをエースとすると、藤北は対のポジションであると言っても差支えはない気がした。
そうした二人を見ていくうちに、藤北が率いている圧倒的なキスマイのパフォーマンスに魅力を感じるようになった。


特に、MINTツアーのS.O.KISSは何度見たか分からない。2人の掛け合いがパズルのように綺麗にハマり、かつどちらも引けを取らないパフォーマンスに魅了された。ユニット曲ももちろん好きだったが、私は、7人魅力の中にいる藤北の引力が好きだった。


グーグル先生を駆使して藤北の歴史を辿ると、パフォーマンスは藤北を語るにはまだ序章であり、かつその関係性の真骨頂であると思い知らされた。


藤北は絶対に友人にはなれないし、同じグループじゃなかったらあまり関わらない存在だったと思う。しかしながら、ビジネスパートナーや同僚と呼ぶにはあまりにも濃すぎる関係だし、だからと言って、絶対に親友にもなれない。二人の関係性に名前を付けるとしたら、適切な言葉が「シンメである」こと以外に見つからないのである。 それ以上でもそれ以下でもなく、そもそもどんな尺度で測るべきなのか分からない「シンメ」という概念が唯一無二に思えた。

二人の関係を説明するにあたって語らなければいけないエピソードや言葉は数々あれど、このブログ内で語るにはあまりにボリュームがありすぎる。
創作物よりも創作物っぽい出来すぎたストーリーと関係性に、「現実は小説よりも奇なり」という言葉を思い出した。二次オタだった私にとって、藤北は二次を超えた概念になったのだった。

そんなこんなで、北山くんに引かれ続けるのと同時に、藤北に真っ逆さまに落ちていったのがこの時期である。


余談だが、私は友人に、藤北の関係性についてうるさい程に語っていた。友人は初めこそ「はいはい」という感じだったのに、今じゃ一緒に遠征するほどの立派な藤北厨になりました。(藤北への熱量は、今では彼女の方が高い笑)

 

 

6.北山くんオンリー担(っぽい)期

北山くんへの好感度 100%

 
藤北期が比較的落ち着いてきた時、「藤北は北山くんの魅力の引き出しの1つであり、北山くん自身がこんなにも魅力的じゃないか」と原点回帰するようになった。


それからはもう、ダンス・歌の分析厨的な時期に入る。
マルチをケータイで撮影し、コマ送りでシーンを止めてはスクショ。ここの腿の角度がどうとか、顔の角度がどうとか、ターンの時の衣装の広がりがどうとか…とにかく「どの瞬間の北山さんも最高にかっこいい!」って証明する作業をひたすらに繰り返していたのである。

歌に関しては7人ユニゾンの中の北山くんの声を拾って、その中でどんな役割を果たしているのか…なんてことについて、とにかく無駄に考えていた。
さらにメイキングを見ては北山くんの真剣な目を見て、「この人はどんなことを考えているんだろう。キスマイをどうしたいんだろう。自分はどのようなポジションに収まるつもりなのだろう」と、答えの出ない問をし続けた。


知れば知るほど、考えれば考えるほど北山くんしか目に入らなくなって、正直この時の私は相当やばかったと思う。何がやばかったって、他のメンバーに対して、嫌悪の気持ちを抱くようになってきたのだ。


北山くんが歌もダンスも完璧に仕上げている姿が好きだった。誰よりも仕事熱心に取り組む姿が好きだった。

そうしているうちに、大好きのベクトルが歪んできて、こんな北山くんが世の中であまりいい評価を受けないことや、北山くんに対してどこか一線を引いたようなメンバーの姿(そう見えてきてしまった)が気になるようになった。

北山くんがMCをやっている姿を見るのがしんどかった。北山くんがステージ演出を担当して、ライブ後にすぐ気を張っているメイキングが、切なく心に突き刺さった。北山くんがこうして色々と頑張っているのだけれど、評価されるのは北山くんではなくて悲しかった。
ここの部分は闇深めなので割愛しますが、色んなことがしんどくなったし、そんなふうに他のメンバーを見てしまった自分も嫌いだった。当然ながらオタ活もしんどいものとなっていった。


次第にTwitterにはあまり浮上しなくなった。そしてその間、何故か私は、他の某ジャニーズグループのDVDを購入していた。

これがまた面白いし衝撃的にかっこよかったんだ。全員が歌える・踊れる・喋れるの三拍子揃ったグループだった。コンサートの挨拶で語られる、メンバーからメンバーに向けた言葉一つ一つに、思わず泣いてしまった。

本当にいいグループだと思った。かっこいいと思った。面白いと思った。楽しいと思った。

そのグループのDVDは3本買った。どれも本当に良くて、私の中のそのグループのへの信頼感が一気に高まっていったのだった。

もうこのグループを好きになった方が幸せなんだろう、そう思うところまで来た。

 
……だけどやっぱり、キスマイがどうしようもなく好きだった。
7人のパフォーマンスが本当に魅力的で、それでいて言葉は少し不器用なキスマイが恋しくなってしまったのだった。
少し離れて気がついたことがあった。キスマイは、私にとっては、好きなグループであると同時に、どうしようもなく"応援したくなるグループ"だったんだ。

キスマイって、個人としてもグループとしても少し足りないところがあって、それを本人達も自覚しているからこそ、もがいているのだと思う。そして、愛されるのが下手なグループでもあると思う。(特に兄組)

それをファンとして支えてあげたいと思った。未完成だと分かりやすく伝わってくるからこそ、この人達ならもっとやれると、もっと高みを目指せると信じたくなってしまうのだ。
7人のパフォーマンスは最強だって、そんな恥ずかしいことも言えちゃうくらい、キスマイが作り上げるステージが好きだった。

そんな7人の中にいる北山くんが好きなのだと気付かされたのだった。そして、北山くんが大好きなキスマイの未来を一緒に見たいと思った。

 

 

7.穏やか期・貢ぎたい期

北山くんへの好感度 100%


このような時期を経て、しばらくはオタ活が楽しい時期として安定している。

気持ちもスーッと軽くなったし、自分の中で折り合いを付けて、日常生活とのバランスを保ちながらオタ活ができている状態である。

正直「箱推しか?」と問われると、そういう感覚ではないかもしれない。ただ、今はメンバーそれぞれが魅力的だと素直に思えるし、北山くんとメンバーの関係もまた良好なのではないかと思っている。


そして、「北山くんが好き!!!」という気持ちが行き着いた先は、「北山くんに貢ぎたい!!!!」というところであった。

言っておくが、私はまだ若手とされる社会人であり、お金はそんなにない。よって、「貢ぎたい!!!」とは言うものの、あくまでも北山くんの次の仕事に繋がりそうなことへの「投資」の意味合いとしてこのような表現を用いている。

 
北山担は結局ここに行き着く人が多いと思う。とにかく北山くんに投資したがり。…というか、北山くんをどうにか世間に評価させたくて仕方がないというだけ。原動力はそれだけ。

「愛は愛、数字は数字(売上、購買)」みたいな切り分けが潔くていい。気持ちだけじゃ数字が出ないことをしっかり身に積まされている層のオタク達である。

 
まぁ北山担の話は置いておいて…

私も可能な範囲内なら投資は惜しまないスタンスでオタクをやっている。CDを複数購入することもあるが、1セットを残して、残りは友人に譲渡している。

CDをあげた友人の中には、キスマイにハマった子もいる。Yummy!!で一緒に遠征もしたし、ジャニショに行けば担当のフォトを100枚以上購入する立派なオタクに仕上がりました…

CDをあげたとしても、全員が全員ハマってくれる訳じゃないけど、せっかく買うなら誰かに聴いて欲しい。だから譲渡として捌けないほど大量には買わない、というのもある。

 
北山くんの個人仕事に関しては、もう幸せだから買う、これだけ。

 

最後は雑になったけど、とりあえずこれで終わり。

 

今はキスマイのオタクをやっていて、本当に楽しい。

キスマイとエイベとファンが一緒に高みを目指せている感じに感動さえしてしまう。お願いだから、もっともっと売れてくれ。そして北山くんももっともっともーーっと評価されてくれ。

願いはそれだけだ。

 

2019年もお仕事がたくさん来ますように!!!!!

トラさん、大ヒットしますように!!!!!